〜静脈疾患について〜



1.静脈瘤

 おもに下肢におこる病気で、下肢に流れる血液は重力に逆らって下から上にある心臓へ戻ろうとします。その部分の静脈は逆流を防ぐための弁がいくつもついています。これが故障することによって血液の一部は静脈内に滞り、これによって静脈の激しい拡張や蛇行を生じます。これらの状態を皮膚の上から見ると血管が浮き出てこぶが出来たように見えます。生まれつき弁がもろい人や、長時間の立ち仕事や、妊娠、肥満などによってもおこります。
 弁障害のある静脈(大伏在静脈)を抜去することが再発率の最も低い治療法です。他に硬化療法を行い静脈瘤をつぶしてしまうことも出来ます。軽い静脈瘤のときは静脈瘤用のストッキングをはいていると増悪せず症状もとれます。

2.静脈閉塞

 なんらかの原因で静脈の流れが遅くなった場合、静脈の内膜の損傷、炎症や静脈瘤、または血液のかたまる機能の異常によって出来た血栓などによって血管がつまることをいいます。


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